北国の冬は雪の問題が多くあります。
融雪はもちろん、雪による事故というものも毎年起こっています。
その中でも雪庇の落下による事故が後を絶ちません。
雪庇が「隣の軒を壊した」「隣の家の窓ガラスを割った」「人の上に落下し怪我をさせた」、「ガスボンベの上に落ちて爆発した」など・・・。
雪庇を処理するために、屋根に上がる事も危険です。
屋根から落ちて大怪我をする人も毎年大勢います。
当社では “雪庇を作らない” 雪庇止めを開発し御提案させて頂いております。
従来から様々な雪庇防止対策が考えられ、熱や動力など電気を使った装置のほか、金網で雪を切断する技術も道いられてきた。しかし、金網を用いた従来技術は、金網を支える柱を重いコンクリートブロックで固定するため、設置後の移動が困難で屋上防水改修の施工が大変になるという課題を抱えている。 同社の開発した技術は、複数のコンクリートブロックに支柱を立て、支柱と金網部分を補強支持材で連結してフェンスを構成する内容で、一カ所当たりのコンクリートブロック軽量化を実現した。
・雪庇止めの全てを亜鉛メッキ加工しています。
・屋上の端に雪庇止めを設置することで、雪を切り、迫出しを作りません。
【設 置】
実験的に、雪庇止めを一部分のみに設置し、雪庇抑制効果を観察。
【結 果】
設置箇所と設置をしていない箇所では、雪庇の出来方が極端に違いました。
■通行人の上に落ちて大怪我をさせた。
■駐車していた車の上に落ちて車を破損させた。
■隣の家の軒を壊し、多額の補修費がかかった。
■隣の家の窓を割って、その弁償代と怪我をさせた人への治療費がかかった。
■雪庇を処理しようとして、屋根から落ちて大怪我をした。
■プロパンボンベに雪庇が落下してガス爆発が起きた。火災事故も併発し、建物の補修費や被害者への見舞い金などで多額の費用がかかった。
【2008年10月30日】 残り34.4mの発注を頂き、施工を完了致しました。